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vol.52 『野菜ジュース』

関東地方が梅雨入りしました。例年より10日も早い梅雨入りなのだとか。梅雨が明けたらもう夏本番。今年の暑さはどの程度なのでしょうか?日本気象協会が発表している関東地方の長期天気予報(3か月)をみると、「平年並」と「平年より高い」確率の合計が気温は80%、降水量は70%でした。つまり今年の夏は例年かそれ以上のような過酷な暑さになる確率が高いということ。やはり今年も対策は必要ですね。

暑いのは身体的につらいですが、暑ければ暑いほど売上が上がるカテゴリーもあります。水分摂取量が増えるので、飲料系全般の売上が上がります。今回は飲料の中でも野菜ジュースにスポットを当ててみました。

野菜ジュース 売上推移(RDS全国)

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※いずれの年度も5月~4月の12か月
※※100店舗あたりの販売金額、単位:円

まず野菜ジュースの年間売上を過去3年間比較します。売上は毎年前年を上回っています。消費者の健康への関心の高さが垣間見える結果になりました。

野菜ジュース 販売指数(RDS全国)

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※期間:2012年5月~2013年4月の12か月
※※平均を100とした場合の指数

月ごとの販売指数をみると、8月をピークに6月から9月の暑い時期に売上が高くなります。サラッとしたものやスカッとする飲み物はもちろんですが、野菜ジュースのようなまったりした飲料も売れることがわかります。

野菜ジュース 容量別売上金額推移(RDS全国)

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※いずれの年度も5月~4月
※※100店舗あたりの販売金額、単位:円

容量別に売上をみると、200ml以下と1,001ml以上が年々上がり、その他の容量は伸び悩んでいます。消費者は野菜ジュースを習慣的に摂取するようになり、一般的に割安になる大容量1,001ml以上と手軽な飲みきり200ml以下を求めているのではないでしょうか。

夏ですので大容量に注目しましょう。大容量を購入した場合の消費シーンは主に自宅と考えられます。野菜ジュースの売上が最も高くなる8月は学校が夏休みに入り、普段は給食で昼食を済ます子供が家にいます。お母さんは毎日の夕食に加え、昼食を用意することになりますが、それは容易ではありません。となるとお昼は簡単に済ませたい!しかし簡単メニューは栄養が偏りがち。それを補うのが野菜ジュース!人気の昼食メニューと一緒に【バランスよく栄養も!】なんてクロス展開はいかがですか?

2013年6月 7日 12:30

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