トレンド
vol.34 『ジンジャラー急増中!』
最近、スーパーやコンビニ、オフィスなど至るところで生姜味の食品を見かけます。生姜といえばチューブ入りのおろし生姜や甘酢漬けを想像しますが、今や飴やグミ、せんべいにキャラメル、鍋の素やお茶とあらゆる分野に進出しています。そして、生姜(ジンジャー)を食生活の中に積極的に取り入れている人たちは「ジンジャラー」と呼ばれ、健康志向からこの数年徐々に人口が増えていましたが、今年の冬はこれまで以上に盛り上がっています。その様子がPOSデータからも読み取れます。
JICFSの加工食品、菓子類、飲料・酒類のそれぞれのカテゴリーから、生姜と名のつく食品を抽出して、、RDS市場データを使って分析しました。それぞれ前年比が菓子は134%、加工食品は113%、飲料・酒類は112%、と前年を大きく上回っていました(RDSスーパー全国より)。昨年の11月に民放のテレビ局の情報番組で「ジンジャラー」や生姜を使ったレシピが取り上げられたのもブームに一役買っていると思われます。
ただ美味しいというだけでなく、健康にいい、体が温まるといった機能的なメリットも備えていることから、今冬限りのものではなく、今後も冬の定番になりそうです。また「永谷園生姜部」というメーカーによる、一風変わった普及活動もなされており、今後どういう生姜製品が発売されるのかということと併せて楽しみです。
生姜製品売上金額実績(2009年10月~2009年12月 RDS全国より)
(株)マーチャンダイジング・オンでは、JICFS/RDSデータ(商品 及び POSデータ)を、月額68,000円という格安料金にて提供しております。このランキング表は、弊社POSデータ/棚割分析ソフト『Planogrammer』『Plano-POS』を使用して作成いたしました。
2010年1月29日 15:46
お問い合わせ
-
- ご購入前のお問い合わせ :
- 03-6908-7878
-
- 保守契約に基づくお問い合わせ:
- 03-6908-7817
受付時間 9:00-18:00
(土日祝日・年末年始・当社休日を除く)