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vol.192『納豆は本当に好調? 売上金額と販売数量から見えた意外な変化』
RDS MD-Naviで食品市場を俯瞰し、身近な食品の売れ方を読み解く
2026年、RDS-POSの分析をサポートする新サービス「RDS MD-Navi」が加わりました。
RDS MD-Naviは、市場データをより手軽に、さまざまな切り口から分析できるサービスです。
すでにリリース済みの店頭売価推移や気温相関をレポートにプラスして、多くのユーザーにご好評頂いています。
現在『RDS MD-Navi』は5つの機能がご利用頂けます。
【図1】『RDS MD-Navi』 トップ画面
・定番SKU推移・・・定番SKU数の増減から、カテゴリごとの品揃えの変化を把握
・カテゴリマトリクス・・・前年比×売上規模から、好調・不調カテゴリをひと目で把握
・ブランド×バラエティ分析・・・ブランド集中度と品揃えの多様性から、カテゴリの特性を把握
・新商品CM効果レポート・・・CM露出と売上・取扱店率の推移から、販促効果を検証
・52週トレンドレポート・・・すぐに手間なく52週の販売動向を確認
今回はRDS-POSの特長を遺憾なく発揮できる「カテゴリマトリクス」から気になるカテゴリをピックアップしてみたいと思います。
カテゴリマトリクスは、RDS-POSの特長である幅広いカテゴリの市場データを活用し、食品カテゴリの前年比と売上構成比を組み合わせて、好調・不調の傾向をひと目で確認できる機能です。
自社のカテゴリだけでなく、関連カテゴリや新たに注目したいカテゴリの動向を把握する際にも役立ちます。
※現在食品カテゴリのみ対応
【図2】カテゴリマトリクス画面(MD分類・小分類)
※RDS全国スーパー 2026年1月~9月金額
こちらは自社のカテゴリだけでなく、関連カテゴリや新たに注目したいカテゴリの動向を把握する際にも役立ちます。
ではこの中から、金額・数量で売上前年比:高×売上構成比:高のカテゴリをピックアップしてみます
【図3】カテゴリマトリクス画面拡大・売上前年比:高×売上構成比:高(MD分類・小分類)
※金額
※数量
※RDS全国スーパー 2026年1月~9月金額
今回の表示条件では、前年比・構成比ともに高いカテゴリは、売上金額で38カテゴリ、販売数量では15カテゴリとなりました。
金額と数量でこれほど差があるのは興味深い結果です。
背景には食品の価格上昇が考えられますが、カテゴリによっては販売数量が伸び悩んでいる可能性もあります。
こうしたなか、売上金額・販売数量ともに前年を上回り、私たちの食卓でもおなじみの「納豆」に注目しました。こうしたなか、売上金額・販売数量ともに前年を上回り、私たちの食卓でも身近な「納豆」に注目してみました。納豆は比較的手頃な価格で購入できる食品ですが、近年の物価高のなかで、どのような売れ方をしているのでしょうか。
【図4】RDSスーパー 全国 納豆カテゴリ実績(2026年1月~9月)
RDS-POSで2026年1~9月の納豆の販売動向を確認すると、売上金額は前年同期比107.8%、販売数量は101.8%となりました。売上金額・数量も前年を上回っています。
ただし、金額と数量では伸び率に大きな差があります。
この差の背景を探るため、次に平均売価の推移を見てみましょう。
2021年から2026年までの納豆の平均売価を比較すると、価格の変化が見えてきます。
【図5】2021~2026年 納豆の平均売価推移(各年1~9月)
※RDS全国スーパー 2026年1月~9月金額
2021年と比較すると、2026年の平均売価は5年間で約18%上昇しています。
さらに2026年の動向を見ると、更なる価格上昇の傾向も見えます。
【図6】2026年 納豆の平均売価推移(1~9月)
※RDS全国スーパー 2026年1月~9月金額
2026年だけでもここまで平均売価が上がっていることが分かります。
一方、当社が公開しているコメの価格データでは、店頭売価平均・平均売価ともに下落する動きが見られます。
【図7】当社HP・『リアルタイム お米(5kg)の店頭売価平均/平均売価』より
納豆とコメは、食卓で一緒に食べられることも多い組み合わせですが、価格の動きには違いが見られます。
こうした関連する食品の価格動向を比較することも、市場の変化を捉えるうえで興味深い視点ではないでしょうか。
とはいえ、平均売価は商品の値上げだけで決まるものではありません。購入される商品や容量、価格帯の構成が変化することでも上昇するため、より多角的な検証が必要になります。
今回、食品市場全体を俯瞰し、納豆の販売動向を深掘りすることで、売上金額だけでは分からない変化が見えてきました。
また、関連する食品の価格動向を確認することで、市場を捉える視点も広がります。
RDSでは、カテゴリー横断の比較から長期トレンド、商品別分析まで、さまざまな切り口で市場の動きを確認できます。
こうしたデータの活用が、商品企画や営業提案、販促施策を考えるヒントにつながるのではないでしょうか?
◆RDSについて詳しく知りたい方へ
RDSでは、市場全体の動向からカテゴリー別・商品別の販売実績まで、営業提案やマーケティングに役立つ分析が可能です。
ご興味ありましたら、定期的に無料ウェビナーも開催していますので、お気軽にご参加ください。
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