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vol.186『新機能『RDSカテゴリマトリクス』から見たさらに進む内食化と節約』

■漠然とイメージしている流通変化を、データで具体化し、今の打ち手に活かす
毎年の値上げに加え、原油価格高騰などの影響もあり、生活者の節約志向はさらに高まっています。
生活者は単に「外食を控えて内食化する」だけではなく、家庭内で“少し満足度を高める”カテゴリへ支出を振り替える動きも見られます。
『RDSカテゴリマトリクス』は、こうした変化をカテゴリ・サブカテゴリごとの前年比・構成比から把握し、今強化すべきカテゴリーや品揃え、販促施策など、売場づくりの精度向上を支援する実務ツールです。
今回はその活用事例の一旦をご紹介します。

1. 伸長している主要カテゴリから見える生活者変化
帝国データバンクによると、2026年4月の家庭用を中心とした飲食料品値上げは2,798品目となり、平均値上げ率は14%でした。単月で2,000品目を超える値上げは2025年10月以来であり、2026年初の「値上げラッシュ」とされています。

調味料、加工食品、酒類・飲料、食用油など、日常的に使用するカテゴリで値上げが広がっています。
また、総務省「家計調査」(2026年3月・二人以上世帯)では、外食が実質▲2.9%、酒類が▲19.8%とマイナス寄与となっています。

エンゲル係数は28.6%と前年から0.3ポイント上昇しており、生活者は外食や酒類などの支出を抑えながら、家庭内で食の満足度を確保する方向へシフトしていることがうかがえます。

さらに、帝国データバンクの2026年2月時点の解説では、1〜2月の飲食店倒産件数は163件となり、前年同期比15.6%増となりました。このペースが続けば、2026年は年間1,000件を超える可能性もあるとされています。

こうした社会背景と『RDSカテゴリマトリクス』の分析結果から、次ページのような生活者変化が考察されます。

●内食化・節約志向カテゴリーの例
 ⇒コーヒー(自宅ドリップ需要)、たまご、納豆、のり、バター・マーガリン など

●家庭内で“食”や“健康”の満足度を高めるカテゴリーの例
 ⇒ビスケット・クッキー、ヨーグルト、チーズ、パーソナルタイプのアイス など

●調理機会増加を示すカテゴリーの例
 ⇒香辛料、味噌、食酢 など

●飲酒関連における節約傾向の例
 ⇒RTD(コストパフォーマンス重視)、豆菓子(家飲み需要) など

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2. 苦戦している主要カテゴリーから見える生活者変化
ボリュームの大きいカテゴリの中で、直近苦戦しているカテゴリからは、次ページのような生活シーンの変化が考察されます。

●節約志向により選択されにくくなったカテゴリーの例
 ⇒ビール類、ワイン類、清酒(※RTDは伸長)、チルド果汁飲料、野菜系飲料、インストアベーカリー、デザート など

●即食よりも節約を優先する傾向が見られるカテゴリーの例
 ⇒米麦加工品(パックご飯など)、カップ麺 など

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■カテゴリ横断分析をより簡単に
「RDS MD-Navi」5月26日リリース

今回ご紹介した『RDSカテゴリマトリクス』を含め、カテゴリ横断での分析・考察をより簡単に行える4つの新機能を搭載した『RDS MD-Navi』を、2026年5月26日にリリースいたします。

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リリースに伴い、5月26日(火)に機能説明ウェビナーを開催予定です。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ株式会社マーチャンダイジング・オンまでお問い合わせください。
お問い合わせ先:sales@mdingon.com


市場POS RDSデータを活用することで、市場動向を把握することができます。
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