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vol.99 速報 4月20日週コロナウイルス関連カテゴリー販売状況

 RDSスーパー全国データの食品、日雑の前年比上位20位カテゴリーになります。

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4月20~27日週
23,24日 東京都、内閣 大型連休期間はステイホーム呼び掛け、外出自粛要請。
27日    農水省 牛乳購買促すプラスワンプロジェクト発信。

【食品】
小麦粉、プレミックスの粉類が上位。バター、蜂蜜も依然上位。品切れを起こしている店舗も多くみられます。
香辛料(からし・わさび以外)も好調です。家庭で凝った料理をする際の需要が増加していると考えられます。

【日雑】
マスクの供給も安定化し店頭での購入も徐々に改善。しかし依然高値。外出自粛も長引いていることから家庭で楽しむ製菓用品も高い水準。

【トピックス:お茶系の消費シフト】
テレワークが推進され、多くの企業でテレワークが導入されています。そんな中オフィスで消費される代表のカテゴリーである飲料に注目してみました。
まず、コーラ系、お茶系について前年比推移を見てみました。

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弊社のPlano-POSのMy属性機能を用いてコーラ、お茶を容量別で属性分けをしています

コーラ大は1.5L、コーラペット・缶は500ml、350ml。
お茶大ペットは緑茶麦茶の2L、お茶ペット・缶は500ml、350mlで属性分けをしています。

コーラはどちらも前年超えが目立ちますが、コーラ大は学校の休校要請が発令された2/24日週以降はほぼ前年比120%を超えています。コーラペット・缶も好調ですが、大容量ペット程ではありません。
休校によりお子さんが家にいる機会が増えたため、大容量の1.5Lが増えたものと思われます。ここはあまりオフィス需要減といったところは判断が難しい所です。

一方のお茶大は大きな変動はなく大は堅調に100%前後を推移、ペット缶は前年割れが目立ちます。こちらのカテゴリーはどうやら、コーラとは動きが異なる模様です。
ではこのお茶の需要はどこにシフトしたか。

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日本茶・麦茶ドリンクは前述のペットの飲料系のお茶、日本茶、紅茶は茶葉を表しています。 学校休校要請が発令された3/2週以前はペットのお茶の前年比が高かったのですが、この週を境に逆転します。

一部同程度の前年比の週はありますが総じて、茶葉は伸び、ペットは下降の傾向が見られます。

テレワークにシフトし家庭内の消費が向上したことから、手軽さが強みのお茶系ドリンクから、多少の手間はかかるが割安な茶葉にシフトしたのではないかと思われます。

5月の大型連休明けに緊急事態宣言の解除となりますが、まだそれも確実ではありません。 まだ予断を許さない状況ですのでこの状況下に慣れることなく、一人一人自分がやるべきことを行い1日も早く収束になるように団結しましょう。


市場POS RDSデータを活用することで、市場動向を把握することができます。
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