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vol.97 速報 4月6日週コロナウイルス関連カテゴリー販売状況

 RDSスーパー全国データの食品、日雑の前年比上位20位カテゴリーになります。

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4月6~4月12日週
7日 政府より7都府県(東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡)を対象に5月6日まで緊急事態宣言を発令。
10日 愛知、岐阜にて非常事態宣言を発令。原則在宅勤務を要請。

【食品】
引き続き、スパゲティ、インスタント袋麺などが上位。今後もこれらは継続するものと思われます。

【日雑】
上記ランキング上位は殺菌消毒、体温計がとなっています。久しぶりにマスクが上位に挙がってきました。わずかですが商品供給も改善しつつある模様です。

【インスタント袋麺×カップ麺比較】

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備蓄食品として人気のインスタント袋麺と、カップラーメンの比較をしてみました。
2月24日週は政府より学校の休校要請がなされた週です。この週ではどちらも前年比が大きくUpしています。
3月23日週は政府より外出自粛要請がなされ両カテゴリー大幅増となりました。それ以降も継続している状況です。
共通して政府から発表がなされた週に大きな動きが見られます。
ただし両カテゴリーの前年比の跳ね方が大きく違います。筆者なりに商品の特徴を考えてみました。

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・袋麺の方が単価が安い。
上記の売価のグラフを比較すると袋麺の方が平均価格は高いですが、だいたいが5個入りや3個入りといった複数個になります。単価で考えると1個60~80円程度。お子さんがいる家庭などでは×人数分の個数が必要なので低単価の袋麺が人気だと思われます。

・商品の大きさ
備蓄を行うにも場所の確保が必要となります。在宅勤務が奨励され家にいる期間が多くなった為、場所をとらない袋麺の方が人気があるのだと思われます。 また、カップ麺にくらべてゴミも少なく済むため、ゴミ袋の交換頻度や捨てる手間を考えると袋麺にメリットがあると思われます。

・アレンジ
袋麺であれば、様々な具をいれてアレンジできます。長期にわたる外出自粛においては飽きが来ないようにするのも重要な要素だと思われます。
震災時と違い、ライフラインは問題ありませんので調理ができる環境である点も挙げられると考えられます。

筆者の近隣のスーパーでも依然商品の欠品が目立っています。
少しの人間で買い占めることで品薄感が強まり、不安感が蔓延してしまいます。
皆さん不安感から多く買われているのかと思いますが、メーカーの発表でも潤沢に在庫はあります。買占めをせずみんなに広がることが安心感につながると思います。

「うばいあえば足らぬ、わけ合えばあまる」を忘れずにいましょう。


市場POS RDSデータを活用することで、市場動向を把握することができます。
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