vol.94 速報 3月16日週コロナウイルス関連カテゴリー販売状況

 RDSスーパー全国データから、食品、日雑の売れ行き状況をコロナ関連での影響を踏まえてまとめてみました。
コロナ関連と思われるカテゴリーを色付けしています。

 

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3月16～22日週
【食品】
3月11日に健康系バラエティ番組にて取り上げられた、蜂蜜、バターの前年超えが継続しています。
ほかにも備蓄系の食品が継続して高い前年比となっています。

【日雑】
上位は依然コロナ対策関連の消毒用品や体温計、ウェットティッシュ等ですが、それ以外のカテゴリーも上位に入るようになってきました。
今まで上位に来ていたマスク、トイレットペーパー、ティッシュペーパーがランク外なのは店頭で品薄であることが要因と思われます。

【トピック】
 RDSデータから見るとお菓子作りに関連するカテゴリーに動きがありました。
シロップやホイップクリーム、製菓用の道具がある時期を過ぎると好調に推移していることがわかりました。

 

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 RDS19年直近10週の前年比と20年直近10週の前年比を比較しました。
19年はバレンタインを過ぎた頃からは割合前年並であることがわかります。
一方の20年はバレンタイン時期を過ぎても、好調に推移。特に2月24日週、3月2日週の政府からの学校休校要請が発令された時期の前年比が大きくなり始めます。

お菓子作りに必要な製菓用品の上位20アイテムを見てみると

 

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前年に実績がない商品を除き、100％超えとなっていました。
クッキー、プリン、ケーキといった型、粉ふるい、材料を混ぜるヘラといった道具の売上が好調です。

学校の休校に伴い、家庭でお菓子作りを行う家庭が増えたのではないかと推測されます。

退屈な日々を過ごすお子さんに悲しい思いをさせたくない親御さんの温かみを感じました。

小池知事からも首都封鎖の可能性も示唆されましたので、今週末はご家族で過ごされる方も多いかと思います。

今回のコロナ騒動はマイナスなことばかりに思えますが、ご家族の絆を深める為、一緒にお菓子作りをされてはいかがでしょうか。