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vol.54 『冬場のアイスクリームは大人のアイスクリーム』

すっかり寒くなってこたつで食べるアイスクリームがおいしい季節となりました。最近本格が売りの「大人向け」のお菓子の売上が好調ですが、今回、My属性(※1)という機能を使って大人向けの商品の中でもアイスクリームに注目してみました。

大人向けアイスクリーム 販売指数推移 【RDS全国・2013年12月~2014年11月まで】
※平均を100とした場合の指数となっています

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大人向けのアイスクリームとそれ以外のアイスクリームの販売推移を比べてみると、2014年11月で大きく差が出る結果となりました。
アイスクリームは例年だと冬場に販売指数が下がる傾向にありますが、大人向けのアイスクリームは反対に上がっていることが分かります。

アイスクリーム販売指数推移 【RDS全国・2013年12月~2014年11月まで】
※100店舗あたりの販売金額 単位:円

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冬場に販売指数が上がるプレミアムアイスクリームですが、2014年の11月には大きな動きはありませんでした。

アイスクリーム 比較ランキング 【RDSエリア別・2013年12月~2014年11月】
※100店舗あたりの販売金額 単位:円

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日本全国エリア別の大人向けのアイスクリームランキングも分析してみました。すると、全体1位の「ロッテ 大人の雪見だいふく濃い抹茶」のABCランクが東海エリアではCランクとなっています。お茶で有名な静岡では抹茶のアイスは受けないのか・・・!?

抹茶アイスクリーム 売上累計実績 【RDSエリア別・2013年12月~2014年11月】
※100店舗あたりの販売金額 単位:円

アイスクリームの中でもMy属性(※1)で抹茶味に絞ってみました。
抹茶味全体のアイスクリームの売上金額は東海エリアが1番です。

では一体、東海で売れている抹茶アイスクリームとはなんなのかランキングで見てみました。
すると、東海エリアでは1位の「明治 エッセル 抹茶」の売上が他の商品・エリアと比べ、圧倒的な売上とわかります。

抹茶アイスクリーム売上比較ランキング上位 【RDSエリア別・2013年12月~2014年11月】
※100店舗あたりの販売金額 単位:円

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『明治エッセル 抹茶』 平均売価比較 【RDSエリア別・2013年12月~2014年11月】

他のエリアに比べ平均売価が低いことが大きく影響しているように思われます。

今回のように、カテゴリー全体では見えない傾向値も「大人の~」と商品群で見ることで、売上の傾向やエリア差などの特徴が発見できます。
今後も他の商品で「大人の~」を追いかけていきたいと思います。

※(1)My属性とは
Plano-POS/Planogrammerでカテゴリーとは別に自由な分類を作成できる機能。

2015年1月13日 18:30

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