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コラム・レポート

vol.37 日本 がんばれ!

東日本大地震により、被災された地域の皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。 被災地の皆様におかれましては、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、今回の大震災におきましては、我々小売業者および問屋様、メーカー様も大きな被災がありましたが、現在も、圏外の地域から被災地向けにライフライン確保のため努力をされていることと思います。我々は日常生活に必要なものを扱っている流通業であることの使命と責任の重さを痛感いたしました。もちろん流通業に関係する人々だけでなく、あらゆる業種の方々が懸命な努力をされています。みんなで力を合わせ、被災された方々、地域が一日も早く普段の生活に近い状態に復興するまで頑張らなくてはなりません。
このマーチャンダイジング・オンのホームページをご利用の皆様の多くは、生活必需品、日用品、身近な商品を扱われている業種の方々と聞いております。皆様のおかげで日本は便利な国になりました。その環境に慣れ親しんだ生活は、一旦すべてがリセットされてしまうと、どれだけ不自由な生活となるか、今回の震災でも良くわかりました。
便利で当たり前と思っていた環境の中で、消費者の生活を守るというミッションの下、我々は一所懸命仕事をしていたわけです。しかしながら、このように状況が一変しても、生活者の立場で考えるというスタンスを忘れずに、我々がやらなくてはならないことは何か、出来ることは何かを速やかに考える必要がありました。我々流通業に携わる全員が一枚岩になって、被災地域、被災された方のために踏ん張ることが大切ではないでしょうか。
おそらく今回は復旧が長期化されることが予想されます。避難、疎開された方も多くいらっしゃいますが、避難所や今までの生活エリアにとどまられている方々もたくさんいらっしゃいます。また今回は被災に隣接する地域、被災を免れた地域、または中部以西の地域のお客様、それぞれの地域に我々がどのように貢献が出来るかを考えなくてはなりません。ビジネスとしてではなく、この業界で禄を食むものとして懸命に知恵を絞る必要があるのではないでしょうか。
これから先、日本がどのように復興していくのか世界中の目が向けられています。ですから、なおいっそうのこと、日本の流通業はすばらしい、日本の基幹産業だといわれるようになるために、物づくり-集荷・物流-商品提供、みんなが一致団結、協力して日本を復活させましょう。
16年前の阪神淡路大震災と比較すること自体意味の無いことかもしれませんが、幾多の困難を乗り越え、復興後の西日本が今元気に活動しています。今回の被災地域の方々は、あんなにも大変な状況にありながら秩序を忘れず、美しい心の持ち主でした。私もそんな日本人の一員であることを誇りに思い、商品の流通を通じて、日本のお役に立てれば幸いと思い頑張りたいと思います。

一日も早い復興を! 日本は頑張れる! 被災地の皆様に元気と勇気もお届けしよう!

2011年3月31日 15:00

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