家計調査データの基礎知識



よくあるお問い合わせ

  • 家計調査とは
  • 家計調査の調査方法について
  • 家計調査の品目について
  • 調査世帯について
  • 調査世帯の選定方法
  • 調査結果発表のタイミング
  • 家計調査データをご利用の際のご注意
  • 消費税の取り扱いについて
  • 集計単位(規模別)の詳細について


回答集

家計調査とは
「家計調査」は、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的した、総務省統計局が指定統計として毎月実施している統計調査です。

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家計調査の調査方法について
調査対象となった家庭では、6か月間(単身世帯は3か月間)、毎日のすべての収入と支出を家計簿に記入することになります。
調査結果は、都市の規模別、地域別等に集計され、家計調査データとして発表されます。

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家計調査の品目について
調査対象の世帯から提出されたデータは、600余りある品目に分類され、集計されます。
品目の内容につきましては、統計局より最新の一覧を入手してご確認ください。
⇒統計局:http://www.stat.go.jp/data/kakei/kou27/reiji27.html

※品目は、市場の動向を見ながら統廃合が行われる場合があります。
(統廃合があった場合は、家計調査Quickトップページのお知らせ欄にて告知いたします)

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調査世帯について
調査対象となる世帯は、全国で約9,000世帯です。
調査世帯は家計調査規則によって定められた方法で無作為抽出されます。
※ただし、学生の単身世帯は除外されます。

また、下記の世帯についても世帯としての収支を正確に計ることが難しいことなどから除外されています。
 (1) 料理飲食店、旅館又は下宿屋(寄宿舎を含む)を営む併用住宅の世帯
 (2) 賄い付きの同居人がいる世帯
 (3) 住み込みの営業上の使用人が4人以上いる世帯
 (4) 世帯主が長期間(3か月以上)不在の世帯
 (5) 外国人世帯
 (6) その他

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調査世帯の選定方法
層化三段抽出法(3段階に分けて調査世帯を選ぶ方法)を用いて選定されます。
まず、第1の段階では、全国の市町村をいろいろな特性によりグループ(層)に分け、それぞれのグループから一つずつ合計168市町村を選びます。次に第2の段階では、各市町村から調査地区を無作為に選びます。第3の段階では、調査地区内のすべての世帯の名簿が作成され、最終的には乱数表を用いて調査世帯が無作為に抽出されます。

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調査結果発表のタイミング
調査は月末で締め切られ、翌々月中旬に発表となります。
結果発表後、配信用データを作成しておりますので、毎月半ば頃最新データを配信します。
例)4月分の結果→6月半ば頃

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家計調査データをご利用の際のご注意
・使用している家計調査データは、全て農林漁家世帯を含む結果です。
・家計調査Quickでは品目別のみ分析可能です。(用途別の分析は出来ません)
・統計表から発表される数字は、表章単位未満を四捨五入しているため内訳を足し上げても合計が一致しない場合がありますが、、家計調査Quickは内訳を足し上げても合計が一致するよう、詳細項目がある項目については足し算してあります。そのため、品目によっては統計局発表のデータと誤差を生じる場合があります。
 例)パン
 統計局では、食パンと他のパンの合計はパンの値と一致しない場合がありますが、家計調
 査Quickでは、パン=食パン+他のパンなため、食パンと他のパンの合計はパンの値と
 一致します。
・データ配信後、統計局からデータの正誤の発表がある場合があります。予めご了承ください。  (正誤データが発表された場合はサイト内の「お知らせ」で告知いたします)

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消費税の取り扱いについて
食料、衣料、電気、ガスなど日常の生活を営むに当たり必要な商品やサービスを購入して実際に支払った金額を消費支出といいますが、商品やサービスの購入と一体となって徴収される消費税、自動車取得税等も消費支出に含まれます。

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集計単位(規模別)の詳細について
都市階級と人口規模の対応は以下のとおりです。
規模別(都市階級の内容)

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家計調査Quickは、総務省が調査・報告する「家計調査」を元に作成しています。